Feb 7, 2017

松山英樹PGAツアー4勝目!

アメリカのアリゾナ州で行われましたフェニックスオープン。この試合の最大の特徴は大会期間中のギャラリー数が65万人。日本では1万人も入らない試合があるぐらいです。

そのギャラリーがまた大騒ぎします。ゴルフの試合を見ずに酒を飲んで騒ぐだけの人も多いようです。16番ショートホールが名物で1ホールを野球場のスタンドで囲んだような形でできています。

普通の試合では選手が打つ時には静かにするものですが、このホールでは大歓声の中ショットを打っていきます。グリーンを外せば大ブーイングです。

毎年最終日の日曜日にはアメリカ最大のイベント、スーパーボールの日と被るので、ハイテンションのギャラリーが多いようです。

その中、松山選手の最大の武器である動じない精神力で、しかも横綱相撲のような安定感のある内容で勝ち切りました。2年連続優勝です。技術的にはショットの安定感はもちろんですがバッティングの技術が素晴らしく見えます。

そのバッティングを見るために、それだけを見るために昨年11月に行われた御殿場市でのviza太平洋マスターズに観戦に行きました。レポートします。

①アドレスでは下半身が地面に根っこが生えているような安定感でストローク中びくともしません。大きな岩の様です。

②ストローク中、腕は殆んど使わず体幹と肩を動かして打っているように見えます。(手と腕以外で打っている。)

③ストローク中のグリップが柔らかく優勝争いの中どんなにプレッシャーがかかっても強く握らず柔らかいパターヘッドの動きに見えます。(道具が生かされている)

プレイオフの4ホール目に優勝を決めたバーディーパットもこのように見えました。普通の選手はプレッシャーのかかる場面では握力が強くなり腕のストロークが速くなりフェイスが被ったり、押し出したりしてテレビ画面を通しても緊張が伝わってくるものです。

この勝利で世界ランキングも4位以上に上がりそうです。

一方で石川遼くんは初日68で良いスタートを切りましたが2日目に左の池に2発OBを打ち残念ながら予選落ち。調子は悪くは無いようなので次回に期待です。

もう1人気になるのが、この試合の前の週から復帰をしたタイガーウッズ。1年半ぶりの出場でしたが残念ながら予選落ち。次の週も2日目には腰痛再発で危険をしたようです。

日本でも過去にジャンボ尾崎選手や中島常幸選手、またジャックニクラウスが大スランプの後、大復活を成し遂げています。タイガーウッズにも第2章を期待したいものです。

ゴルファーのみなさん、まだまだ寒い日が続きゴルフシーズンには少し時間がありますがストレッチ体操ぐらいはしておかないと、どんどんゴルフが下手になりますよ!

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